日本とリベラルアーツの大学教育の違いについて【比較編】

Liberal arts education

こんにちは。ケンズです。

日本とリベラルアーツの大学の違いについて教えてほしい。授業の形式やモチベーションはどのように違うの?学部や学科、履修はどう違うの?生活の違いについて詳しく教えてほしい。寮文化やルームメイトなどについても知りたいって思ってませんか?

本記事はこういった疑問にお答えします。

本記事の内容

  1. 授業編
  2. 生活編

1.授業編


本記事は日本とリベラルアーツの大学の違いについて解説していきたいと思う。これまでリベラルアーツに関する情報を提供してきたが、日本の大学とどう違うのかあらためて比較することで大学教育について考え直すきっかけになる。

私はリベラルアーツの大学に入学する前は日本の大学に在籍していた時期がある。なので両方の大学の特徴をよく理解しているつもりだ。はじめに授業の比較を行い、第二章では生活の違いを比較しようと思う。では、さっそく日本の大学の授業から見ていこう。

授業の形式と参加度

日本の大学

日本の大学では授業の形式を2つに分けることができる。それが「講義」と「ゼミ」だ。講義とは学説の内容や意味を学生に解きあかすことであり、教授の説明を聞くことで理解を深める授業のことだ。日本の大学ではこの講義形式が一般的な授業であると考えられている。

一般的な大学の講義では数百人が1つの授業を受講をするということも珍しくない。そのため、出席をすることが参加をすることであると捉えられている。講義では教授の説明を一方的に聞いて知識を吸収するという方式なので発言をするということはあまりない。

一方、ゼミとは指導教授と少人数の学生から構成されており研究テーマを中心に発表や討論などを行う授業のことだ。ゼミでは講義とは違いより深い研究テーマを対象とするので少人数形式になる。

ゼミは学生が主体性をもって研究テーマを決めて仮説と検証を繰り返すことになる。そこから得られた結果をレポートやプレゼンテーションという形で発表する。

この説明を聞くと講義よりゼミの方が参加度が高いということは言えそうだ。しかし、私の経験ではゼミもなんだかんだ教授の主導で進んでいくことが多いので特段に議論が活発に展開されるというわけでもない。

リベラルアーツの大学

リベラルアーツの大学の授業は大きく分けると2つある。それが「講義」と「少人数の授業」だ。講義のクラスは約50~100人の学生が受講する。講義の形式の授業はかなり稀で基礎コースに多いのが特徴だ。

講義式の授業はどちらかと言うと先生の解説を聞いている時間が長いので議論が少なめではある。しかし、たまに先生が質問などを教室に投げかけることもあるので完璧に一方的な授業という訳でもない。

一方、少人数の授業とは約5人~15人程度のこじんまりとした教室で受ける授業のことだ。リベラルアーツの大学ではこの少人数制の授業が圧倒的に多い。この少人数制の授業では講義とディスカッションの両方が含まれている。そして、主にディスカッション(議論)を中心に授業が展開されるという特徴がある。

クラスでは教授と学生が問答をくり返すソクラテス式と呼ばれる方法でディスカッションが進む。みんなで積極的に議論に参加して授業を作り上げるという方法になっている。

授業のモチベーションについて

日本の大学

日本の大学の授業では一方的に情報を取り込んで内容を理解するという講義の形式が多い。積極的に議論に参加して授業をみんなで作り上げるという方法は採用していない。そのため学業のモチベーションがあまりない学生が多いようだ。

授業の形式だけが学業のモチベーションを下げている原因ではない。学生が大学に行く最大の目的は大学卒業という学歴の取得、そして就活で成功をすることにある。大卒という学歴は卒業に必要な単位と卒論が終われば取得できる。

学生は就活において授業の成績は会社から見られないことを理解しているので最低限の努力で単位を取得できればいいと考える。学生は学業が評価されないと分かっているとネタになるようなエピソードを話せるようにサークルやアルバイトの社会経験を積んでおくことが必要と学生は考える。

このように就活では大学の授業とは関係のない活動の方が評価されることになる。大学の学業の頑張りが就職において評価されないという構造があるためモチベーションを下げている要因にもなっている。

リベラルアーツの大学

リベラルアーツの大学生は授業のモチベーションが高いです。大学に行く最大の目的は「勉強をして優秀な成績を収めること」と考えているからだ。授業で優秀な成績を収めるとGPAが上がる。GPAとはGrade Point Averageの略で大学の成績を表す数字だ。

学生はこのGPAを意識して勉強に励んでいる。では、なぜGPAを重視するのだろうか?理由が4つある。

1つ目は就職と関係しているからだ。アメリカの会社の人事は大学のGPAを重視している。そのため学生は履歴書でGPAが高いことをアピールポイントにして就活を有利に進めることができる。つまり、大学の成績は就活にプラスに働くので軽く考えることができない。

2つ目は大学院に入学するためだ。学生は入学したい大学院へGPAを提出する必要がある。大学院はGPAだけでなくGREと呼ばれる試験の成績も考慮される。しかし、大学のGPAも大事な評価基準の1つだ。リベラルアーツの大学生は大学院への進学率が高いので進学を考えているのであればGPAを意識せざるを得ない。

3つ目は編入になる。リベラルアーツの大学を含めアメリカでは他大学への編入が一般的に行われている。つまり、大学間の流動性が高い。例えば、州立大学からリベラルアーツの大学に編入。コミュニティカレッジから州立大学へなど学業の興味や学費など個人の事情に合わせて柔軟に大学を移動することができる。

アメリカの大学はGPAと推薦状などがあれば編入できるのであらためて入学試験を受ける必要がない。なので編入においても大学の成績(GPA)が重要視される。

4つ目は奨学金に有利だからだ。リベラルアーツの大学では成績が優秀だと学費が免除されたりする。いわゆる、奨学金がもらえる。ここでいう奨学金とは返済をしなくてもよい奨学金のことだ。

お世辞にも安いとは言えないリベラルアーツの大学の学費。成績次第で奨学金がもらえると分かれば勉強をするモチベーションになる。大学卒業後も学費の返済に追われている学生が多い中、奨学金があれば経済的な負担を減らすことができる。

このように「就職」「大学院」「編入」「奨学金」の全てにおいて大学の成績が関係していることが分かる。学生は優秀な成績を収めることが自分の将来のためになると分かっているのでモチベーションに繋がっているのだ。

授業のスケジュール

日本の大学

日本の大学の授業スケジュールを見ると履修のコマ数は平均で12~15だ。つまり、毎週12~15の授業を受けることになる。1年生の時から必修科目と選択科目の両方を多めに履修することで4年生には楽なスケジュールを組むこともできる。自分でスケジュールを調整できるので学生によっては授業が無い日(全休)を作ることも可能だ。

私の経験だと授業は予習や課題があるわけではないので自発的に勉強をしないと前週の講義の内容を覚えていなかったということが多かった。このため、日本の大学は広く浅い教育だといわれることがある。

リベラルアーツの大学

リベラルアーツの大学では1週間の平均コマ数は4~6になる。たとえば、5つの授業を履修したとしよう。そうすると1コマの授業は週に2回または3回あるからです。月曜日に履修した授業は水曜日と金曜日、そして火曜日に履修した授業は木曜日にもあるという意味です。

授業のコマ数(授業の数)は日本の大学と比べると少ないことが確認できたと思う。そうすることで一つの授業に費やす時間をより多く取ることができる。個人的な感想を言うとこのスケジュールの方が私は好きだった。

授業のコマ数が少なく前回の授業の内容を忘れづらいので知識や学習した内容の定着率が高まる。そして、集中的に1つの問題に取り組むこともできるのでより深く物事を考える癖を付けることができる。

以上の理由からモチベーションが上がりやすいスケジュールの組み方であると感じた。

予習と課題について

日本の大学

日本の大学の講義の授業では予習は基本的には必要とされない。たとえば、授業のために教科書をあらかじめ読むという課題はない。しかし、授業で学習した内容の理解を試すために中間と期末テスト、論文やレポートなどは課される。

ゼミでは中間と期末テストはないことが多いが、課題を出すことは多少あります。講義とゼミのために毎日勉強をするということはあまりない。そして、課題がある時はグループワークというよりも個人で取り組むものが多い。

もし、理系の学生であれば教科書や講義で学ぶ理論を実際に検証をする「実験」と呼ばれる授業もある。理系の学生は実験とレポートに追われているので文系の学生よりは忙しい日々を送っている。

リベラルアーツの大学

リベラルアーツの大学では予習と課題は毎日あるので勉強をしないと授業についていけないことになる。リーディングアサイメントと呼ばれる教科書や論文の読み物の課題は必ずあると考えていい。

グループワークを要する課題も多々ある。例えば、私が受講した形式論理の授業では毎週グループで集まって問題を解いて答えあわせをするという課題があった。

成績は提出物を出す度に評価されて学生に返却される。つまり、積み上げ式で成績が決まる。なので、出席と中間期末試験だけを受けても単位は取れないようになっている。理系科目を履修すると実験(ラボ:LAB)があるので授業時間が長くなる傾向がある。

学部学科と履修科目について

日本の大学

日本では学部学科は大学受験時に決定することになる。つまり、高校生の時点で自分がどの学問を学びたいか決めることになる。受験時は文系と理系に分類されるという特徴もある。受験する学部学科の指定科目があるので受験科目も限定される。

大学の履修科目は必修科目と選択科目に分かれている。必修科目は自分の学部学科に関連する科目を履修することになる。そして、選択科目は自分の学部学科とは違う教養科目と呼ばれる授業を履修することになる。

基本的には学部学科の変更はできない。もし、変更したければ編入または再受験ということになる。

リベラルアーツの大学

リベラルアーツの大学では学部学科を入学時に決定することはない。大学2年生の終わりに専攻を決めることになる。それまでは必修科目や教養科目を履修して学習の幅を広げる。大学受験では文系と理系という分け方をしないので両方の科目を受けることになる。試験科目は「リーディング」「ライティング」「数学」になる。

リベラルアーツの大学に入学してからも一般教養を学ぶことが大切だとされているので必修科目として文系と理系の科目を両方履修することが卒業条件の1つになる。学部学科の変更は初めの2年間であればいくらでもできる。そして、基本的には大学の成績(GPA)と推薦があれば他の大学に編入することもできる。

卒業論文について

日本の大学

卒業論文とは研究テーマの成果として4年生に提出する論文のことだ。卒業論文は自らテーマを設定し学習の成果として大学に提出することで卒業することができる。いわゆる大学時代の研究の集大成のようなものだ。

たいていの日本の大学生は3年生の終わり~4年生の初めから取り掛かることになる。卒業論文は就活と時期が被るのではじめるタイミングを考える必要がある。ゼミの教授から指導を受けつつ卒論のテーマや研究計画書を書いていくことになる。

卒業論文を作成するプロセスは「テーマの決定」➡「研究(実験)計画書の提出」➡「参考文献などの収集」➡「先行研究のデータ集め」➡「執筆」➡「教授とのやり取り」➡「卒論の提出」という流れになる。約2か月~3か月という期間で卒業論文を仕上げる人が多い。

リベラルアーツの大学

リベラルアーツの大学では卒業論文(Senior Thesis)は選択制となっている。もし、卒論を書くことになれば教授の指導の下、約4か月間という期間で書き上げることになる。教授とのコミュニケーションを密接に取りながら書くのでよい論文に仕上げる学生が多い。

論文を書かないのであればそれに相当する単位をほかの授業で満たす必要がある。ちなみに私は論文を書きすぎたので卒業論文はスキップして別の授業で埋め合わせをした。

大学院について

日本の大学院

大学を卒業した後に大学院に進むという道がある。大学院ではさらに学問の研究を深めたい人のためにある。大学院を視野に入れている日本の学生は大学卒業後にすぐ大学院に進学する人が多い。

「修士課程」や「博士課程」の学位を手に入れることでより専門的な知識やスキルを身に付けることができる。特に理系などの分野では就職活動の際に有利になるといわれている。しかし、文系の大学院は諸外国と比べると進学率が低いとされている。

初任給が高く、就職の幅が広がる、そして専門性の高いスキルを手に入れることができるというメリットがある。

リベラルアーツの大学

リベラルアーツの大学は学術を重視している大学だ。それはリベラルアーツの学生が大学院に進学する人が州立大学と比べて多いことからも分かる。リベラルアーツの大学教育は基礎的な教養教育と自分の興味を広げる期間。そしてより深く学びたいという人は大学院で学ぶという位置づけになっている。

大学院へ行くタイミングは人それぞれだ。大学卒業後に大学院へ行く人、または社会人を数年経験してから大学院へ戻るというパターンも珍しくない。つまり「大学卒業➡就職➡大学院➡就職」というパターンも結構ある。これは違った業界に転職などをする時に学問的な背景を身に着けてから就職をするという考えがあるからだ。

アメリカは就職では即戦力を求めるので専門性に特化した知識や経験を大学院で学ぶことができれば年収が高くなる傾向がある。

日本とリベラルアーツの大学比較表【教育編】

日本の大学 リベラルアーツの大学
授業形式 講義とゼミ 参加型形式(ソクラテス式)
授業参加度 低い 高い
授業人数 多い 少ない
課題 ほぼなし 毎日ある
授業のコマ数 多い 少ない
学部学科 大学受験時に決定 大学2年終了時に決定
学部変更 なし あり
卒業論文 ある 選択制
大学院進学率 低い 高い

2.生活編


授業のあり方だけでなく国の地理的な環境が違うと生活の様式も変わる。そして、どのように大学生活を送るのかという時間の使い方も異なる。生活編では日本とリベラルアーツの大学の生活の違いについて解説していきたい。

都会と地方

日本の大学生は実家暮らしまたは一人暮らしをしていることが多い。実家から大学への通学平均時間は約1時間ほど。そして、一人暮らしであれば30分程度の通学時間を要しする。地方出身で大学が都会に位置していれば上京して一人暮らしをすることになるだろう。

そうでなければ実家から大学に通うということになる。寮を用意している大学はあるが、多くはないのが実状だ。

大学は都会と地方どちらにも存在しているが東京と大阪に大学機関が集中しているという特徴がある。つまり、より多くの大学は都会にある。とくに有名な私立大学などのキャンパスは都内に位置していることが多い。このため地方出身であれば大学は都会にいくという選択肢を取る学生も多い。

一方、リベラルアーツの大学はキャンパスが自然のど真ん中に設置されていることが多いので実家から大学に通うということはできない。このため、大学のキャンパスに隣接した寮がたくさんある。寮から教室棟までは徒歩で5分以内で着くことができ、みな寮生活を送っている。

初年度の1年間は寮生活を送ることになる。それ以降は寮生活または大学キャンパスの近くで賃貸を借りるという選択肢が取れる。寮生活の方が安いと思われるかもしれない。しかし、2人以上で契約すれば賃貸のほうが安上がりだったりする。

生活の基盤

日本の大学生活の中心地は大学周辺ではなく実家または一人暮らししている地域になる。大学に隣接している寮であれば生活は大学周辺ということになるが、約30分~1時間の通学時間を考えると自宅周辺が生活の中心となる。そのため、大学付近で生活を送るという学生は多くはない。

バイトなども大学周辺ではなく地元または大学の駅の沿線上付近で探す学生も結構いる。つまり「大学キャンパス」➡「アルバイト先」➡「自宅(実家)」が生活の拠点になっている。

一方、リベラルアーツの大学では学業を中心とした生活を送るのでキャンパス付近が生活の拠点となる。生活はキャンパス上で完結するので「寮」➡「教室棟」➡「図書館」➡「学食」をループすることになる。学食、ジム、売店、郵便局、図書館など生活に必要な施設は揃っている。

近所にはコンビニやおしゃれなカフェなどがあるので気晴らしにキャンパスを離れて昼食を取ることも可能だ。しかし、学生は勉強で忙しいので頻繁に都会にでかけるということはあまりないです。

寮文化とルームメイト

寮文化についてもう少しだけ解説したい。日本の大学生は実家または一人暮らしのアパートから大学に通う学生が多い。その理由として実家が大学に近ければ一人暮らしをすることなく通学できる。そして、地方出身で大学が都会に位置していれば上京して一人暮らしをすることになるからと説明した。

学生は大学中心の生活を送るのではなく「実家(アパート)」➡「アルバイト先」➡「大学キャンパス」が生活の拠点になる。一部の国立系の大学であれば寮はあるが私立系の大学はほとんどない。このため寮生活という文化が発展していない。

一方、リベラルアーツの大学は寮生活が基本となる。学生は初年度の1年間は寮生活を送る。2年目以降は寮生活または大学キャンパスの近くでアパートを借りるという方法がある。寮生活はルームメイトとコミュニケーションを取って大学生活を送ることができるのか試される。

そのような意味では寮生活は社会的な経験をするためにもあると考えられる。ルームメイトは現地のアメリカ人になることが多いが、留学生と一緒になるということもあり得る。多様な文化背景を持ち合わせた人たちが寮で生活しているので異文化交流もできる。

ルームメイトと生活していると自分は朝方、相手は夜型、自分は掃除好き、相手は掃除嫌いなど生活パターンから性格の違いもあります。これらの違いは当然ある。お互いの生活を維持するためには取り決めなどを作り妥協をする必要もでてくる。

そのためにはルームメイトとコミュニケーションをする機会を増やして気軽に相談できる関係を作っておくと役立つだろう。この人、気が利かないなぁ。なんでこんなことが分からないんだろ?というような察して欲しいという考えは捨てた方がいい。

自分の言いたいことは言葉で明確に伝えないと相手は理解しない。自分が我慢をして生活を続けるということをするとストレスの原因にもなる。ルームメイトに言いにくいこともあるだろうが、勇気をもってコミュニケーションを積極的に取ろう。

生活のスケジュール

日本の大学生の生活スケジュールを見ると午前中から午後過ぎにかけては授業を受けている学生が多い。授業が終われば趣味やバイトなどの活動に時間を費やすことができる。そのほかにもサークルや飲み会などにも参加する学生も多くいる。

クラブ活動なども盛んに行われているのでなにかしらの楽しみをみつけることができるだろう。大学は新しい友達と出会う機会でもあるので社交の場でもある。都会に位置している大学であれば娯楽などが豊富なので飽きるということもないと思われる。

講義の予習や課題が少ないので、生活のスケジュールに勉強をする時間を確保していない学生もかなりいる。

反対にリベラルアーツの大学では午前中から午後過ぎにかけては授業を受けることになる。勉強を中心に大学生活を送ることになるので、授業が終わると学生は寮または図書館に行き授業の予習や課題に取り組む。

クラブ活動なども授業が終われば開始される。自然の中に大学キャンパスがあるのでアウトドアのクラブ活動なども人気がある。大学は都会に位置していないので娯楽などは少なく、勉強とクラブ活動の2つを楽しむことになります。

休みの期間

日本の大学の長期休暇は春休みが2ヶ月、夏休みが1ヶ月半~2ヶ月、そして冬休みが2週間程度になる。年間の3分の一は休みがあることになる。長期休みはまとまった時間を費やすことができるので旅行、免許取得、資格勉強、短期留学などをするのに最適な期間だ。

就職に有利になると言われている「TOEIC」「簿記」「ITパスポート」などの勉強をする学生も結構いる。そして、アルバイトなども長期休暇に入ると働く時間数が増えるという傾向もある。

インターンなどを行う学生もいるが短期間のものが多く、ビジネススキルを身につけるというよりは会社の事業や雰囲気を知るのが目的となっている。

日本の大学の休み期間

  • 秋学期➡秋休み5日間
  • 冬休み➡12月~1月(約2週間)
  • 春休み➡2月~4月(約2ヵ月)
  • 夏休み➡8月~9月(1ヵ月~)

リベラルアーツの大学の長期休暇は秋学期は秋休みの3日間と感謝祭休みの4日間、冬休みは12月~1月(約3週間~4週間)、春学期は春休みの8日間、そして夏休みは5月~9月(約3か月)になる。日本の大学と同じく年間の3分の一は休みになっている。

旅行、アルバイト、ボランティア、オンライン授業など大学時代にしかできないことを満喫する期間だ。夏休みを利用して長期のインターンを経験するという学生も多い。アメリカのインターンの期間は3か月~4か月になる。つまり、夏休みはインターンだけで終わるということになる。

そして、インターンは就活とつながるため卒業後に会社に社員として採用されるというパターンもかなりある。

リベラルアーツの大学の休み期間

  • 秋学期➡秋休み3日。感謝祭休み4日。
  • 冬休み➡12月~1月(約3週間~4週間)
  • 春学期➡春休み8日
  • 夏休み➡5月~9月(約3か月)

日本とリベラルアーツの大学比較表【生活編】

日本の大学 リベラルアーツの大学
居住 実家または賃貸 寮、大学近くの賃貸
都会と地方 都会に集中 地方
生活の基盤 自宅周辺中心 大学周辺中心
生活スケジュール サークル、バイト 予習と課題、クラブ活動
休みの期間 年間3分の1 年間3分の1
休み中の活動 免許取得、資格勉強 インターン、ボランティア
インターンの期間 短期 長期

まとめ

以上が日本の大学とリベラルアーツの大学の違いになる。多様なトピックを扱ったので表を見ていただくと分かりやすいだろう。少しでも日本の大学とリベラルアーツの大学の違いが理解出来たらこれ以上のことはない。

ではまた