リベラルアーツの大学でルームメイトと上手く生活していく方法【7つあります】
こんにちは。ケンズです。
大学の寮生活は何となく理解したけどルームメイトがいる環境に慣れないと思う。。変な人だったらどうしよう。。ルームメイトと上手く生活していく方法を知りたい。アドバイスがあれば聞きたいです。って思ってませんか?
今回はこういった疑問にお答えします。
リベラルアーツの大学で寮生活をした私が知識や経験を詳しく解説していきます。
本記事の内容(リスト)
- 相手も同じ心情
- 部屋の取り決め
- コミュニケーション
- 多様性と社会性
- 適度な距離を保つ
- 経験の一部
- それでも上手くいかない時
1.ルームメイトと上手く生活していく方法
リベラルアーツの大学で特徴的なのが寮でルームメイトと一緒に暮らすことです。大学の初年度はみんな寮で生活することになります。赤の他人と同じ部屋を一緒にすることになるので初めは慣れないことや悩むこともあると思います。実家暮らしや独り暮らしとはまた違った経験になるでしょう。
そこで今回はルームメイトとどうやったら上手く生活をしていけばいいのかを知りたい人向けに解説したいと思います。
1.相手も同じ心情
初めての寮生活。相手のルームメイトがどんな人なのか?上手くやっていけるかなあ?変な人だったらどうしよう。。って考えますよね。初対面で部屋を共有するので戸惑うこともあると思います。しかし、このような感情は自分だけでなくあなたのルームメイトも感じています。お互いが同じ心情であること、緊張している事をまず理解しておきましょう。
ルームメイトと会うのは学期の初めになります。その時に初めの一声は自分からかけてみましょう。お互いにどうやって声をかけよう。。って思っているので自分から挨拶をするとだいぶ楽になると思います。気まずい雰囲気が解消されると思うのでぜひ実行してみてください。まずは軽い自己紹介、これからよろしくお願いしますといった会話の内容でよいと思います。
ちなみに、私の初めてのルームメイトはフランス人のチャーリー君。部屋に入ったら寝ていました・・
2.部屋の取り決め
あなたとルームメイトが快適に生活を送るためには部屋の取り決めが必要になります。授業スケジュールや生活パターンの違いから生じるトラブルを避けるためにもルールを作ることをお勧めします。
そこで当時私が使っていたルールの項目を5つ紹介します。
部屋の取り決め
- 消灯時間は遅くとも深夜1時
- 大音量の音楽は禁止
- 気になることがあれば相談する
- 部屋の掃除は交代
- トラブルが解決できない場合はRAに相談
以上の様な取り決めをメモ帳などに記載しておきましょう。
メモ帳に書く必要あるの?口頭で決めてもよいのではと思う人もいると思います。ですが、お互いに合意したという事実が学期の初めにあれば後で揉めた際に参照することができるので役に立ちます。なので念のために作ることをお勧めします。
3.コミュニケーション
自分は朝方、相手は夜型、自分は掃除好き、相手は掃除嫌いなど生活パターンから性格の違いもあります。これらの違いは当然出てきます。そしてお互いの生活を維持するためには妥協をする必要もあるでしょう。
妥協とは犠牲という意味ではありません。お互いが満足する生活を送るために取り決めを作りお互いが理解できる妥協点を探す必要があります。そのためにはコミュニケーションをする機会を増やして気軽に相談できる関係を作っておくと役立ちます。
コミュニケーションの機会を増やすために一度食事に誘ってみるのもありです。ルームメイトは部屋で会うことはあっても食事は一緒にしたことがないっていう事があります。私はルームメイトと食事をすることで会話が弾む傾向がありました。
このようにコミュニケーションを取る環境を変えるのも効果的だと思います。気軽に誘えば乗ってくれると思うのでぜひ実践してみてください。
4.多様性と社会性
そもそもリベラルアーツの大学でははなぜルームメイトという制度があるのでしょうか?それは他人と上手く生活はできるのか?異文化を持った相手とコミュニケーションを取れるのか?といった社会性と多様性を養う目的があるからです。
この人、気が利かないなぁ。。なんでこんなことが分からないんだろ?というような察して欲しいという考えは捨てた方が良いでしょう。ルームメイトは日本人ではありません。日本では常識であってもルームメイトは外国人なのでそれが通用しません。これが多様性を理解する第一歩になると思います。
自分の言いたいことは言葉を使って明確に伝えないと相手は理解しません。自分が我慢をして生活を続けるということをするとストレスの原因にもなります。ルームメイトに言いにくいこともありますが勇気をもってコミュニケーションを積極的に取りましょう。
5.適度な距離を保つ
ルームメイトだからといって親友になる必要はありません。むしろ初年度のルームメイトが親友になるという可能性は低いでしょう。極端に言えば友達である必要性もありません。ルームメイトに最低限期待することはお互いが快適に生活できる環境を確保できるかどうかです。
親友になればそれに越したことはないですが無理にルームメイトと仲良くする必要はないということです。ルームメイトと親友になってしまうと大学生活がその人と過ごす時間が多くなりすぎて嫌になってしまうケースもあります。部活、授業、イベントなどでほかの学生との交流も大事なので幅広い関係を持っておくとよいと思います。
6.経験の一部
寮生活ってこんな感じなんだな。。いい経験だな。。といった俯瞰した視点を持つのもいいと思います。寮生活のいざこざを乗り越えることによって相手の理解と同時に自分という人間を理解することにも繋がります。その時々で対処することは難しいこともありますが経験の一部であると考える余裕もあると面白いと思います。
7.それでも上手くいかない時
いくら努力しても人間関係がうまくいかない時もあります。初めはお互いの努力で関係を修復するのが理想ですが難しい時もあります。これはどちらが悪いという訳ではありませんので自分を責める必要はないです。
しかし「改善の兆しが見えない」「いつも喧嘩してる」「生活に支障が出ている」などの理由があれば最終的には第三者(Resident Assistant 通称:RA)に介入してもらうほかありません。RAとは大学寮を管理している寮長のことです。各大学の規定にもよりますが学期開始から約3週間はルームメイトの変更ができません。
そして交換するにも手順及び条件があります。
部屋の交換条件
- ルームメイトはお互いの違いを乗り越える努力をすること
- RAはルームメイト同士の対立を解消することに努めること
- 必要に応じてRDに協力を求めて協議する
- 協議の結果お互いが同じ部屋で生活できないと判断された時はRDに部屋の変更を求める
- 当事者どちらとも部屋の移動を拒否した場合は生活支援事務局のRDが誰が移動するか適切に判断する
以上の条件が大学の規定にはあります。
まとめ:「当事者同士が解決する努力をする」➡「RDが仲裁に入る」➡「解決に至らなければ部屋の移動」という事になります。
まとめ
2年生からは自分で寮生活またはアパートを借りるという選択肢が取れますが初めの1年間は少なくとも寮生活を経験することになります。大学を卒業するとルームメイトがいる生活はなくなると思います。そのため貴重な経験にはなるので楽しく寮生活を過ごしてください!
この記事を読んでルームメイトと上手く生活するアドバイスが少しでも役に立てれば幸いです。
ではまた